本市独自の学校運営に対するサポートと家庭教育の大切さについて

福井の子どもたちは、学力においても体力においても全国トップクラスであると毎年報告されており、一県民として大変うれしく思っております。そのせいもあってか、本市の小中学校には県外から多くの議会議員や学校関係者が視察に訪れていると聞いております。視察に来られた方々からは福井の教育の秘密を尋ねられるそうですが、先生方からは、「当たり前のことを当たり前にやっているだけで特別なことは何もやっていない」という答えが返ってくるそうです。朝早くから夜遅くまで子ども達のために時間を割き、子ども達一人一人に寄り添いながら、本当に熱心に取り組んでいる先生方の姿は、他県の先生方から見れば、本当に素晴らしいと思われるのでしょうが、福井の先生方にとっては、どうやらそれは当たり前のことのようであります。それだけパッションを持って先生方が教育にあたっていただいているのと、家庭と地域の力で全国トップクラスの学力、体力が維持されているのだと思います。

ところで、小中学校の教育は、学習指導要領など国の方針に基づいて全国の全ての子どもたちに対して等しく行われるべきであり、本市においても国や県からの通知、通達に従って学校教育が進められることは当然ではありますが、地域によりその環境や文化には特性があるように、教育は決して画一的なものであるべきではないと考えるところであります。

学校は長く地域の中にあって、その地域のカラーを持ち、或いは地域と学校が互いに影響しあい、意識し合って、地域が学校を育み、学校が地域の色を染めていく。そんな関係にあるのだと思います。

昔から、子どもたちは地域に見守られながら親の後姿を見て育ち、学校が地域の中に溶け込んで、地域と共に歩んできました。現代においても、本市には大都会とは違う、学校区を中心とした素晴らしい環境が残っていると思います。そうした中で、本市の学校現場においては、その地域ごとに、各学校が特色ある取組をされているのではないかと思います。そこで、学校独自の取組にはどのような事例があるか、お尋ねします。さらに、それらの取組に対して福井市教育委員会としてどのようなサポートをしているかについて具体的にご説明ください。

また、福井の教育は、全国に誇るべきものであるとは思いますが、いじめや問題行動など、対応が難しい課題も多いのも事実でしょう。これらの課題に対して教育委員会はどのように取り組んでおられるかお尋ねします。文部科学省は、平成21年度にスタートした新学習指導要領についてこんなふうに言っています。

「新学習指導要領は、子どもたちの現状を踏まえ、「生きる力」を育むという理念のもと、知識や技能の習得とともに思考力・判断力・表現力などの育成を重視しています。これからの教育は、「ゆとり」でも「詰め込み」でもありません。次代を担う子どもたちが、これからの社会において必要となる「生きる力」を身に付けて欲しい。そのためには、学校だけでなく、家庭や地域など社会全体で子ども達の教育に取り組むことが大切です。」と。

子どもたちが元気なら、その地域にも活気が出てくるはずです。私も、学校が家庭や地域と一体となって教育を進めることは大変重要であると考えますが、更に申し上げれば、家庭が、即ち保護者が学校と地域と一体となって我が子を教育することこそが、肝要と考えるところであります。近年、学校内で何かが起こる度事に、学校がとか先生が、あるいは教育委員会がとかの話になりがちでありますが、その保護者の責任も多大であると感じることも少なくありません。親の後姿、家庭の空気こそが、教育、人格育成の原点と考えるところであります。福井市内の小中学校ではどのように進められているかお尋ねします。また、これまでお尋ねしました取組については、情報として発信していってこそ地域での理解が広がり、地域市民からの評価が受けられるものとなっていくと思いますが、どのように情報発信されているかについてお聞かせください。

子ども達の教育・人格育成には、なんといっても親の姿勢だと考えております。3つ子の魂100までもとのことわざがありますように、学校ばかりでなく、保育園、幼稚園児の親も含め、いかにして親の責任の重さを理解して頂くかが、課題だと思います。学校教育だけでなく、生涯学習室、子ども福祉関係、公民館活動も含め、あらゆる関係機関と連携して推進していくべきと考えますが、ご所見をお伺いします。バリアを取り払って、推進して頂く事を強く要望します。教育は国家100年の計であり、全ては次世代を担う子ども達の為であります。

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